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なぜ産後は痩せにくい?今日からできる「ゆる腸活」【連載:管理栄養士ママの「産後ゆる腸活レッスン」】

なぜ産後は痩せにくい?今日からできる「ゆる腸活」【連載:管理栄養士ママの「産後ゆる腸活レッスン」】

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出産を終えた女性が感じる心と体の変化、そして『産後のスタイル』に関する悩み。 実はそのヒントは、意外と知られていない『腸内環境』にあるかもしれません。 【連載:管理栄養士ママの『産後ゆる腸活レッスン』】では、腸内フローラ検査『マイキンソー(Mykinso)』を提供する株式会社サイキンソーの管理栄養士 志田 結が、自らの実体験をもとに、揺らぎやすい産後のコンディションを整え、内側からキレイを目指すための『産後ゆる腸活』について解説します。

コラムのポイント

・痩せにくい原因は、ホルモンバランスと腸内環境にヒントあり。
・産後の心と体の回復には、無理のない「ゆる腸活」がおすすめ。

産後痩せにくい原因は?心身の変化とホルモンバランスの関係

新しい家族を迎え、喜びに満ちあふれる出産。しかし、その一方で、これまで経験したことのない心と身体の変化に戸惑い、一人で悩みを抱えてしまう女性は少なくありません。まずは産後に多くの女性が経験する身体的・精神的な変化について、詳しく見ていきましょう。

1.ホルモンバランスの乱れが引き起こす「身体的な変化」

出産後の身体は、妊娠・出産という大きな仕事を終え、急激に元の状態に戻ろうとします。この過程で、様々な不調が現れることがあります。

ホルモンバランスの急激な変動に伴う不調
出産を終えると、妊娠中に分泌が増えていた女性ホルモン(エストロゲンなど)が急激に減少します。この影響で、髪が抜けやすくなったり、肌が荒れたりしやすくなります。

慣れない育児による身体的・精神的な不調
昼夜を問わない授乳やおむつ替え、抱っこなど、慣れない育児は身体に大きな負担をかけます。慢性的な睡眠不足や疲労、肩こり、腰痛などに悩まされる女性は非常に多いです。

2.環境の変化も影響する「精神的な変化」

身体だけでなく、心のバランスも揺らぎやすいのが産後の特徴です。

気分の浮き沈みや情緒不安定
身体的な変化でも触れたホルモンバランスの乱れは、精神面にも大きく影響します。ささいなことで涙もろくなったり、イライラしやすくなったりするのは、決してあなたの気持ちが弱いからではありません。

赤ちゃん中心の生活によるストレス
出産後は、生活のすべてが赤ちゃん中心に回るようになります。これまでのように自分のペースで時間を使うことが難しくなり、常に気を張っている状態が続くことで、知らず知らずのうちにストレスが蓄積していきます。

体型へのコンプレックスと自信の喪失
妊娠前の体型にすぐには戻らないことへの焦りや、自分の身体に対する自信を失ってしまうことも、心を不安定にさせる一因です。「早く元の体型に戻らなければ」というプレッシャーが、かえって自分を追い詰めてしまうケースもあります。

産後の体調・体型と腸内環境の密接な関係

産後の身体の戻りが悪い、なんだか気持ちが晴れない…。その原因の一つに、意外にも「腸の調子」が関係している可能性があります。一見関係ないように思える「腸」と「産後の体調・体型」。しかし、そこにはお母さんの心と身体を左右する、非常に密接なつながりがあるのです。

脳腸相関:腸の乱れが「産後メンタル」を不安定にする?

「腸は第二の脳」とも呼ばれるほど、腸と脳は「脳腸相関」という強いネットワークで結ばれています。腸の不調は自律神経などを介し、イライラや気分の落ち込みといった精神的な不調につながることがあります。産後の情緒不安定はホルモンバランスだけでなく、腸内環境の乱れも一因となっている可能性があるのです。

免疫から美容まで!産後ママを支える腸内フローラの働き

私たちの健康と美容を支える上で、腸は様々な役割を担っています。

・免疫の要:身体を守る免疫細胞の約70%は、腸に集中しています。そのため、腸内環境が乱れると感染症やアレルギーなど、免疫機能への影響が出る可能性もあります。
・栄養吸収と肌・エネルギーの関係:腸は、私たちが食べたものから栄養を吸収する重要な器官です。腸内環境が悪いと、せっかく摂った栄養素もうまく吸収されず、肌トラブルや慢性的な疲労感につながる可能性があります。
・代謝と痩せやすさ:腸内環境の悪化は、身体の代謝の低下を招き、「痩せにくい体質」をつくる一因にもなります。
・ぽっこりお腹や肌トラブルのリスクに:腸の動きが鈍くなると便秘になり、下腹部が張って「ぽっこりお腹」の原因になります。さらに、腸内で有害な菌が増えると有害物質が発生し、それが血液に乗って全身を巡ることで、お肌の調子に影響を及ぼすこともあります。

産後女性の強い味方!「腸活」がもたらす5つの嬉しいメリット

心と身体がゆらぎがちな産後の時期。そんな女性にぜひ取り入れてほしいのが、腸内環境を整える「腸活」です。腸活を始めることで期待できる5つのメリットをご紹介します。

  • 1. メンタルの安定

    腸内環境が整うことは、脳との連携(脳腸相関)にも良い影響を与えます。穏やかで前向きな気持ちで育児に向き合えるようになるでしょう。

  • 2. 便通のリズムが整う

    ビフィズス菌や酪酸菌などの有用菌は、スムーズな排便をサポートします。スッキリした毎日につながります。

  • 3. 美肌サポート

    腸内環境を整えることは、食事の栄養を効率よく取り入れるための大切な土台づくり。産後のママの美しさと健やかな毎日を支えます。

  • 4. 免疫機能の調整

    免疫細胞の約7割が集まる腸を整えることは、季節の変わり目や環境の変化に負けない、健やかな身体づくりにつながります。

  • 5. 痩せやすい体質づくり

    有用菌が増えることで、内側から巡りの良いコンディションが作られます。いわゆる『やせ菌』と『肥満菌』のバランスを整えることは、健康的な美しさを目指すためのポジティブな習慣です。

忙しいママでも続く!産後ダイエットを助ける「ゆる腸活」4つの習慣

忙しいお母さんのために、毎日の生活に無理なく取り入れられる、簡単で具体的な「ゆる腸活」の習慣を4つご紹介します。

習慣1:朝のスタートは「コップ一杯のお水」から

朝、目が覚めたらコップ一杯のお水を飲むだけです。寝ている間に休息モードだった腸を、お水が優しく刺激してくれます。ポイントは、常温のお水か白湯を選ぶことです。

習慣2:毎日の食事に「発酵食品をプラスワン」

いつもの食事に、発酵食品を「1品加える」ことを意識してみましょう。ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌汁など、手軽に取り入れられるものから試してみてください。

習慣3:「2種類の食物繊維」をバランスよく摂る

「水溶性」と「不溶性」の2種類をバランスよくとることがカギとなります。

・水溶性食物繊維(有用菌のエサになる):大麦、海藻類(わかめ、もずく等)、きのこ類、果物など
・不溶性食物繊維(お腹のお掃除役):ごぼう、さつまいも、玄米、豆類など

習慣4:簡単なストレッチやマッサージで腸の動きをサポート

お腹を「の」の字に優しくマッサージしたり、寝る前に軽いストレッチを行い、リラックスして血行を促進しましょう。ヨガや軽いウォーキングも効果的です。

まとめ

赤ちゃんのお世話を最優先する毎日の中で、自分のことは後回しになりがちな産後の時期。しかし、お母さんの心と体の健康は、家族みんなの幸せにつながります。今回ご紹介した「腸活」は、そんな頑張る女性自身の心と体を大切にするための、自分へのプレゼントです。

まずは「これならできそう」と思えるものを一つ見つけて、ご自身のペースで始めてみてください。腸をいたわる習慣が、あなたらしい笑顔と輝きを取り戻すきっかけになることを願っています。

腸活を始めてみたけど効果はどうかな?と感じたら、自宅でできる「腸内フローラ検査サービス」をお試しください。

 株式会社サイキンソー
 管理栄養士
 志田 結

保育園や健診クリニック、特定保健指導業務を経て株式会社サイキンソーに入社。腸内フローラ検査を受けた方への腸活相談サービスの立ち上げや医療機関向けサポート業務に従事。個別相談やセミナー登壇の実績も多数あり、腸内細菌の可能性や奥深さを広く発信している。