腸内細菌が喜ぶ、ビール好きのためのおつまみの選び方
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ビールでは太らない!太るのはおつまみ?
ビールが好きな方にとって、注意が必要なのがおつまみです。よく言われるように、ビール「だけ」を飲んでいてもそれほど太りません(もちろん飲みすぎはNGです)。太る直接の原因となるのはおつまみなのです。ビールを楽しむために食べているおつまみが、知らず知らずのうちに摂取カロリーを高めてしまっている可能性があります。言い換えれば、おつまみを工夫することで、お酒を減らすことなくダイエットを実現していくことも可能です。
やせ菌で腸活&ダイエットを実現しよう!
おつまみを選ぶポイントは2つです。1つは脂質や炭水化物(糖質)を多く含む食品を控えること、もう1つは、腸内環境の改善を意識することです。炭水化物の中でも食物繊維は、腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに役立つので、積極的に摂取しましょう。腸内環境を整えることで、消化機能を高めることができます。
では具体的にどのようなものをおつまみにしたら良いのでしょうか。
代表格としてまず挙げられるのが、身体に良い働きをする「有用菌」を増やすことができる発酵食品です。ぬか漬けや漬物、味噌が使われているおつまみはビールとの相性は抜群です。乳酸菌が豊富なナチュラルチーズもビールに合うのでおすすめです。
おつまみの定番とも言える枝豆、昆布、わかめ、ひじきなどは食物繊維が豊富なので、ダイエット中のおつまみにも良いでしょう。特に枝豆にはアルコールの分解を促すメチオニンというアミノ酸が含まれています。飲み過ぎによる悪酔いや腸内環境の悪化を防ぐのに非常に適しています。
最後に注意したいのが、おつまみの塩分です。お酒に合うものは塩分が高くなりがちですが、塩分が高いとむくみやすくなるだけではなく、高血圧や生活習慣病になるリスクも高まるため、味付けや食べる量には十分気をつけましょう。おつまみとしても取り入れやすい生のトマトにはカリウムが多く含まれており、余分な塩分(ナトリウム)の排出を促すため、一緒に食べると良いでしょう。
ビールの飲み過ぎはもちろん、おつまみの食べ過ぎや塩分の摂りすぎには注意して、楽しい時間を過ごして下さいね。